富士重06年度決算…増収ながら営業減益

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富士重06年度決算…増収ながら営業減益
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富士重工業(スバル)が発表した06年度連結決算によると、営業利益は前年同期比17.9%減の479億円と減益になった。

売上高は同1.2%増の1兆4948億円と増収で過去最高だった。国内売上げは同4.6%減と低迷したが、海外売上げが伸びた。新車販売台数は国内が同1.5%減の22万7000台、海外が欧州、その他が好調で同2.9%増の35万1000台だった。

収益では、営業利益段階で、為替差益138億円、原価低減で86億円、諸経費のマイナスで19億円の増益効果があったものの、売上構成差マイナスで309億円、試験研究費の増加で38億円の減益効果があり、全体でも営業減益となった。

経常利益は同9.7%減の422億円だった。ただ、最終利益は同104.3%増の319億円と3期ぶりに増益だった。

2008年3月期は、国内販売は引き続き低調で同3.9%減の21万8000台、海外売上げが同4.2%増の36万6000台を見込んでおり、トータルでは同1.0%増の58万4000台の見通し。

このため、売上高は同3.7%増の1兆5500億円の見通し。収益面では、為替差損や諸経費の増加で営業利益が同26.9%減の350億円、経常利益が同28.9%減の300億円、当期純利益が同49.8%減の160億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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