マツダが発表した06年度の連結決算は、売上高は前年同期比11.2%増の3兆2474億円、営業利益が同28.4%増の1585億円となり、ともに過去最高となった。
グローバルでの小売り台数は、同2%増の130万2000台だった。北米に投入した『CX-7』や欧州での新型ディーゼルエンジン搭載車の販売が増加したため、売上げも伸びた。
収益面では、CX-7、『CX-9』導入による台数増とモデルミックスの改善、為替の円安効果、原材料価格高騰を上回るコスト削減効果で大幅な営業増益となった。
経常利益は同25.9%増の1277億円と過去最高、最終利益も同10.5%増の737億円と過去最高だった。
07年度の業績見通しは、グローバルの小売り台数が4%増の135万台を見込んでいる。
今期導入予定の『マツダ2/デミオ』やCX-7、CX-9の通年寄与で北米、欧州、その他市場で販売を増やす計画。
売上高は同2%増の3兆3200億円、営業利益が同1%増の1600億円、経常利益が同10%増の1400億円、当期純利益が同15%増の850億円を計画している。