スズキ07年度予想…海外好調だが小幅増益

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スズキ07年度予想…海外好調だが小幅増益
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スズキは27日、2008年3月期の業績予想を発表した。4輪車の世界販売は海外の主力であるインドや欧州向けが好調に推移する見通しで国内を補い、前期比8%増の240万5000台(OEM除く)を計画している。

前期に初めて3兆円を突破した売上高は1.1%増の3兆2000億円を見込んでいる。為替レートは1ドル=112円、1ユーロ=147円と、円ドルで前期実績より5円の大幅な円高を想定。営業利益段階で為替影響は370億円の減益要因としている。

このため、営業利益は0.8%増加の1340億円、純利益は2.4%増の760億円と小幅増益の予想となった。鈴木修会長は固めの業績予想について「前期はインドネシアの市場が悪化した。開発途上国中心に進出しているので、リスクは慎重に見ている」と、説明した。

また、前期の3兆円達成については、欧州向け小型車を増産するため、軽自動車の販売シェアトップから脱落したこともあり「中位の喜び」と語った。

《池原照雄》

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