スズキの鈴木会長、設備投資費と研究開発費はフレキシブルに

自動車 ビジネス 企業動向
スズキの鈴木会長、設備投資費と研究開発費はフレキシブルに
スズキの鈴木会長、設備投資費と研究開発費はフレキシブルに 全 1 枚 拡大写真

「中期経営計画のなかでは、設備投資額を1兆円に抑えることを基本にしているが、必要なものはやっていく。計画は計画、実施は実施。うちのような中小企業はフレキシブルにやる」

スズキの鈴木修会長は27日の2007年3月期決算会見で、設備投資について聞かれてこう答え、1兆円にこだわらない考えを示した。

研究開発費にしても、「私は事務屋だからさっぱりわからない。津田(紘社長)にはどんどん使えと言っているが、やり方を知らないから、何を開発したらいいかわからないとなっている」と前置きし、こう続けた。

「これから研究開発については、予算という発想ではなく、いつでも、どこでも、どれだけでも出すという考え方でやっていく」

スズキ会長の会見はいつも冗談とも本気ともとれるものがあり、会場が笑いの渦に包まれることが多い。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. ホンダのアドベンチャー・スクーター『ADV160』とその実力は?…10月のモーターサイクル記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る