愛知製鋼06年度決算…売上高過去最高も大幅減益

自動車 ビジネス 企業動向

愛知製鋼の07年3月期決算は、売上高は過去最高となったものの、原材料高の影響により、営業利益、経常利益が4期ぶりのマイナスとなった。合理化努力や製品価格の値上げにより、08年3月期は増収増益を確保する。

売上高は前期比4.7%増の2356億円となったが、営業利益は同33.9%減の106億円、経常利益は同35.9%減の101億円だった。販売価格の引き上げや原価低減など123億円の増益要因があったが、原材料価格の値上がり分143億円など179億円の減益要因があり、差し引き56億円の経常減益になった。

鋼材や鍛造品の原料である鉄くずの価格が大幅に上昇していることや、ステンレス鋼に使うニッケル価格が大幅に上昇したことから、採算が悪化した。

08年3月期予想は、売上高が前期比6.9%増の2520億円、営業利益が同3.7%増の110億円、経常利益が同0.9%増の102億円を見込む。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る