「上司を呼べ!」アルコール検知拒否で小学校教諭を逮捕

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北海道警は25日、アルコール検知を拒否したとして、44歳の小学校教諭の男を道路交通法違反(飲酒検知拒否)の現行犯で逮捕した。男は前夜に酒を飲んだことは認めているが、「残っていない」と主張しているという。

北海道警・帯広署によると、逮捕された男は25日の午前8時ごろ、帯広市内の国道で自己所有の乗用車を運転中、車線変更してきた他のクルマと接触する事故を起こした。男のクルマが被接触側となっていたが、通報を受けて駆けつけた同署員が双方の運転者から事故の状況について事情を聞こうとしたところ、男が酒臭いことに気づいた。

署員は「念のためにアルコールの検査をさせてください」と言ったが、男は「被害者はこっちだ。検査される理由がない」と拒否。その後も「上司を呼べ」などと要求し、検知拒否を続けたため、道交法違反の現行犯で逮捕した。

その後の取り調べに対し、男は「前夜に缶ビール1本程度を飲んだ」と供述したが、「酒の匂いもしていない。警官の勘違いによって逮捕された」と不当逮捕を訴えているという。

なお、アルコール検知については飲酒運転の容疑が掛けられた場合、積極的に協力しないと今回のように逮捕されてしまう場合がある。署員は「検知拒否が逮捕理由になる」ということを現場で説明するが、これを信じることなく声を荒げて反論、逮捕に至るというパターンが多いようだ。

《石田真一》

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