トヨタ07年度予想…営業利益は0.5%の小幅増益

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トヨタ07年度予想…営業利益は0.5%の小幅増益
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トヨタ自動車は9日、2007年度の連結業績予想を発表した。世界販売を前期より36万6000台多い889万台と計画しているものの、円高を織り込んだほか投資負担増や原材料費の上昇などにより、営業利益は前期比0.5%増の2兆2500億円と小幅増益を見込んでいる。

為替レートは前期実績比で1ドル=2円円高の同=115円、ユーロは前期並の1ユーロ=150円を前提とした。今期は「世界全地域での販売増」(渡辺捷昭社長)を目指しており、売上高は4.4%増の25兆円の見込み。米GM(ゼネラルモーターズ)の07年12月期決算を上回る公算が高い。

純利益は0.4%増の1兆6500億円を予想している。渡辺社長は「研究開発費など将来に向けた投資が増えるものの、販売増や原価改善努力で増益を目指す」と述べた。

また、為替変動の営業利益への影響については「1ドルで350億円程度、1ユーロで50億円程度」と説明した。今期は円高ドル安を前提としているため、前期並なら700億円規模の増益要因になる。

《池原照雄》

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