トヨタの低価格戦略車「かなりの進捗」
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この新モデルは排気量1000cc級で、同社の最廉価車『パッソ』より、さらに安い価格設定とする。このため、開発段階から既存の設計思想を打ち破るような取り組みを進めており、トヨタグループの原価低減ノウハウも結集する。
渡辺社長は、開発陣に「今年の春には試作車に乗せてほしいと、高い要求を出していた」という。結局、先行試作車レベルの試乗となったが、順調な開発の進展を確認した。
「完成にはもう少し時間がかかる」としているものの、2009年にはトヨタの新たなワールドカーとして日本や新興市場向けに登場する見通しだ。
《池原照雄》