トヨタの低価格戦略車「かなりの進捗」

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタの低価格戦略車「かなりの進捗」
トヨタの低価格戦略車「かなりの進捗」 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は9日の決算発表会見で、世界市場向けに開発している低価格小型車の開発状況について「かなり進捗してきた。着実に要素技術ができつつある」と評価した。

この新モデルは排気量1000cc級で、同社の最廉価車『パッソ』より、さらに安い価格設定とする。このため、開発段階から既存の設計思想を打ち破るような取り組みを進めており、トヨタグループの原価低減ノウハウも結集する。

渡辺社長は、開発陣に「今年の春には試作車に乗せてほしいと、高い要求を出していた」という。結局、先行試作車レベルの試乗となったが、順調な開発の進展を確認した。

「完成にはもう少し時間がかかる」としているものの、2009年にはトヨタの新たなワールドカーとして日本や新興市場向けに登場する見通しだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. KGモーターズ、超小型モビリティの車名を『mibot』と発表
  6. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  7. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  8. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  9. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  10. 【メルセデスベンツ EQA 新型試乗】“EQ感”がより増した、シリーズ最小モデル…島崎七生人
ランキングをもっと見る