太平洋工業06年度決算…売上高、経常利益ともに過去最高 トヨタ向けなど増加

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太平洋工業の06年度連結決算は、売上高、経常利益ともに過去最高になった。トヨタ向けを中心としたプレス部品や、北米でのタイヤ空気圧監視システムの販売が増加した。

売上高は前期比21%増の826億4100万円、営業利益は同26%増の39億円200万円、経常利益は同30.1%増の44億7500万円、当期純利益は同174%増の31億4400万円となった。

プレス・樹脂製品事業では、トヨタ自動車の国内での生産拡大にともない売上高が増加した。米国も、樹脂製品事業の開始やプレス事業の業容拡大により、売上高が増加した。

バルブ製品事業では、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)の搭載車種拡大に対応する設備投資を実施した結果、売上高が前期比33.1%増と大幅に増加した。

07年度は、売上高は前期比4.7%増の865億円の見込み。利益は、大型設備投資や税制改正の影響により、減価償却費が大幅に増加することから、営業利益は前期比30.8%減の27億円、経常利益は同30.7%減の31億円、当期純利益は同45.9%減の17億円となる。

《編集部》

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