トラックがマイクロバスに追突、21人死傷

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8日午前、広島県三原市内の山陽自動車道上り線で、走行中の大型トラックが前を走るマイクロバスに追突した。マイクロバスは道路左側に押し出され、ガードレールに衝突した弾みで横転。乗っていた人たちは車外に投げ出され、21人が死傷している。

広島県警・高速隊によると、事故が起きたのは8日の午前9時25分ごろ。三原市八幡町付近の山陽自動車道上り線を走行していたマイクロバスに対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突した。マイクロバスは道路左側に押し出され、ガードレールに衝突。その弾みで横転滑走した。

バスに乗っていた人たちの一部は車外に投げ出され、このうち57歳の男性が全身強打で死亡。他の20人も骨折や打撲などで重軽傷を負い、三原市や尾道市、福山市など7カ所の病院に収容されている。

警察ではトラックを運転していた61歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死に切り替えた。調べに対して男は「タバコに火を着けようとして脇見をした」と話しているという。

《石田真一》

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