住友電工、自動車用ブレーキ事業をアイシン精機に売却

自動車 ビジネス 企業動向

住友電気工業は、10月1日付けで、同社の自動車用ブレーキ事業をアイシン精機に売却することで合意したと発表した。

両社は、デンソー、トヨタ自動車とともに、自動車用ブレーキシステムの開発・販売を行う合弁会社「アドヴィックス」を2001年に設立して以来、自動車用ブレーキシステムを製造してきた。

自動車の電子化が進展する中で、自動車部品に高度な技術開発が求められるとともに、コスト面でも競争の激化が予想される。

こうした状況から、両社はアドヴィックスを中核とする自動車用ブレーキ事業の成長、発展のためには、両社の製造部門を統合することで、生産の効率化、合理化を図る必要があるとの考えで一致した。このため、住友電工はアドヴィックスの親会社であるアイシンに同事業の売却を決めた。

アイシンは同事業の買収で生産の効率化や同事業の品質・コスト競争力の強化と規模の拡大を目指す。また、住友電工は、グループ事業運営の効率化を図るとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る