【道路交通法改正案07】ひき逃げの『厳罰化』

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【道路交通法改正案07】ひき逃げの『厳罰化』
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2007年道路交通法改正案は、ゴルデンウィーク明けの通常国会後半戦では、いよいよ衆議院で審議入りする。危険運転致死傷罰がひき逃げを誘発との批判があることから、救護義務違反が厳罰化される。

01年に「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ人を負傷」させた者、すなわち過失ではなく故意に危険な運転をした者を処罰することを目的とする、改正刑法「危険運転致死傷罰」が施行された。

法定刑が「致傷:15年以下の懲役、致死:1年以上の有期懲役」と重いこともあり、酒酔い運転で事故を起こした者が、ひき逃げして、飲酒の証拠を隠滅、業務上過失で処されるケースが発生。「危険運転者処罰罪がひき逃げを誘発」との批判を浴びてきた。

この「逃げ得」対策が厳罰化の背景である。

●救護義務違反
(現)5年以下の懲役又は50万円以下の罰金
(案)10年以下の懲役又は100万円以下の罰金

施行は改正法の公布から3カ月以内となっている。

《小谷洋之》

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