いすゞの井田社長「確かに配当は少ないが、着実に増やしていく」

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞの井田社長「確かに配当は少ないが、着実に増やしていく」
いすゞの井田社長「確かに配当は少ないが、着実に増やしていく」 全 1 枚 拡大写真

いすゞ自動車は14日、2007年3月期連結決算を発表し、その会見の席上、井田義則社長は配当政策について、「今回は4円で確かに少ない」と前置きし、「着実に配当を増やしていく」との考え方を示した。

過去のいすゞは、配当を実施しては無配に転落するという繰り返しで、“いすゞのアップダウン経営”とも揶揄された。「それを絶対にしない。安定的に株主の期待に応えていきたい」と井田社長。

また、6月末に社長就任予定の細井行副社長は「かなり利益が上がってきて、もう少し配当を増やしてほしいといわれているが、少なくとも08年3月期は5円ぐらいで容赦願って、先行投資に振り向けていきたい」と述べた。

いすゞの連結配当性向は6.2%(07年3月期)と低いが、その状況はしばらくの間続くことになりそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る