【イクリプス07夏】携帯電話とリンクさせるという新発想

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【イクリプス07夏】携帯電話とリンクさせるという新発想
【イクリプス07夏】携帯電話とリンクさせるという新発想 全 5 枚 拡大写真
イクリプス07夏モデルでは「ケータイリンク」というものが採用されている。携帯電話を使って検索した施設の位置情報を赤外線を使ってナビに送信。これを基にして目的地の設定ができるようになっている。

最近のカーナビはハードディスクを採用したこともあり、豊富なデータベースを本体に有している。しかし、新規に開業した商業施設の情報であるとか、飲食店の情報は持っておらず、こうした施設を目的地として設定したいユーザーからは「ナビの情報は古い」というクレームが寄せられていたという。

この問題を解決するため、富士通テンでは携帯電話との連携に着目。同社が提供する携帯サイト「モクテキチネット」にアクセスし、施設の位置情報(マップコード)を取得。専用のアプリケーションを使ってこれをナビ側に赤外線で送信する。

注意しなくてはならないのは携帯電話同士の赤外線通信と同様、ナビの赤外線受光部へ可能な限り携帯電話機を接近させる必要があるということ。そして多少の時間が掛かるということだろうか。そしてナビ側のメニューから目的地設定→赤外線通信と選び、受信待機状態にさせておく必要があるものの、操作自体はそんなに難しいものではない。

また、これとは別に助手席用のリモコンアプリも用意されている。地図の縮尺変更やオーディオの音量調整など、可能な操作は限られているが、使ってみると意外に便利。助手席用としてているが、こちらは赤外線の受光部がデータ送信用とは別のものを使うようになっており、ミニバンの後部座席相当の位置まで離れても問題なく操作することができた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る