母親が心配でハンドル操作を誤る?

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13日未明、和歌山県和歌山市内の県道を走行していたタクシーが右折を行おうとした際、ハンドル操作を誤って交差点に面した郵便局の正面玄関付近に突っ込む事故が起きた。タクシーに客はおらず、勤務中の局員にもケガはなかった。

和歌山県警・和歌山西署によると、事故が起きたのは13日の午前1時40分ごろ。和歌山市一番丁付近の県道を右折しようとしていた59歳の男性が運転するタクシーが道路右側の歩道に乗り上げ、そのまま交差点に面した和歌山中央郵便局の玄関付近に突っ込んだ。クルマは窓ガラス2枚(幅約4m相当)を破壊したが、運転の男性にケガはなく、建物内にいた局員約40人も別の場所にいて無事だった。

調べに対し、運転していた男性は「事故当時の記憶がない」と供述。「ボーッと考え事をしていた」などとも話しているようだ。現場にブレーキ痕はなく、事故の状況からもほとんど減速せずに突っ込んだものとみられる。

男性の母親は病気によって危篤状態で、男性の事故から数時間後に死亡しており、警察では病床の母親の容態を心配しながら運転し、ハンドル操作を誤った可能性が高いとみている。

《石田真一》

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