【新聞ウォッチ】ソニー、過去最高の売上高でも利益は大幅減

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年5月17日付

●ソニー復活の兆し 3月期決算売上高最高、液晶テレビ、デジカメ好調(読売・8面)

●心の病で労災最多 昨年度205人4割が30代(朝日・1面)

●ガソリン価格が3週連続最高値(毎日・3面)

●国産バイオエタノール製造、6団体、補助金申請(毎日・11面)

●カーナビ競争過熱、機能拡張買い換え需要つかめ(産経・11面)

●交通事故死者、最も遅いペース(産経・29面)

●訃報:岩沢正二氏、元東洋工業(現マツダ)会長、享年94(日経・39面)

ひとくちコメント

ソニーの07年3月期連結決算は、液晶テレビ『ブラビア』などエレクトロニクス事業の回復などから売上高が前期比10.5%増の8兆2956億円と過去最高を更新。

ただ、本業のもうけを示す営業利益は、昨年11月投入した家庭用ゲーム機『プレイステーション3』(PS3)が苦戦し、同68.3%減の717億円。パソコンの発火事故を起こしたリチウムイオン電池の回収費用512億円も大きく響いた。また、今期(08年3月期)は営業利益が前期比6倍の4400億円、最終利益は過去最高となる2.5倍の3200億円を見通している。

きょうの各紙の見出しが興味深い。朝日、毎日、日経が「ソニー、68%減益」と取り上げれば、読売は「ソニー、復活の兆し」と掲載。まるでジェットコースター並みの急勾配の業績は見出しのつけ方にも工夫が必要だ。

《福田俊之》

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