矢崎総業、低コストのデジタコを開発 発売

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矢崎総業は、「安全」と「省エネ」に機能を特化させることで低価格を実現した新型デジタルタコグラフ『DTG3』と周辺機器を21日から発売すると発表した。

新製品は、これまでコスト面や運用面で導入が困難であるとされていたデジタルタコグラフの普及を目的とした戦略商品で、価格は6万円。初年度販売台数は、本体ベースで2万台を計画している。

DTG3は、従来のデジタルタコグラフに比べ、約半額の投資で導入が可能なのが特徴だ。また、速度オーバーやエンジン回転オーバーになる手前でドライバーに予告警報する機能を搭載した。

従来の高速道/一般道の道路区分に「専用道」を追加した。速度オーバーやエンジン回転オーバーも設定可能となり、きめ細かい安全運転を管理する。電磁ロック付きシャッターの採用で、カードの途中抜けなどの誤操作を防止する。ネット解析サービスとの組み合わせで顧客の事務所業務の効率化を支援する。

新製品はEMS助成の対象機器で国から認定されており、申請により、導入費用の最大3分の1の助成が受けられる。

《レスポンス編集部》

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