スズキの転換社債をイクイティ・リンクト・ボンド・オブ・ザ・イヤーを受賞

自動車 ビジネス 企業動向

スズキが2006年6月に発行した総額1500億円の「第4回無担保転換社債型新株予約件付社債」が、金融情報サービス大手のトムソンファイナンシャルが主催する2006年度ディールウォッチ アワードの株絡み債部門で 「Equity-linked Bond of the Year」(イクイティ・リンクト・ボンド・オブ・ザ・イヤー)を受賞した。

今回、スズキが発行した転換社債は、日本国内での転換社債の発行環境が厳しい中、1996年10月の中部電力債以来10年ぶりの大型債として、国内市場での起債復活を印象づける案件となった一方で、スズキの財務戦略が幅広い投資家層から支持、評価された。

スズキは、今後の様々な状況変化の中で投資余力を確保することを目的として同転換社債を発行し、調達した資金は「設備資金」(新機種、エンジン生産能力増強、合理化、実験設備など)および設備資金のための関係会社への投融資に充当する予定。

DealWatch Awardsは、日本関連の資本市場の育成・拡大を目的に1995年に設置されたもので、2006年度のDealWatch Awardsは、「総合部門」、「国内普通社債」、「サムライ債」、「資産担保証券(ABS)」「株絡み債」、「株式」の計6分野で構成されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  2. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る