スズキの転換社債をイクイティ・リンクト・ボンド・オブ・ザ・イヤーを受賞

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スズキが2006年6月に発行した総額1500億円の「第4回無担保転換社債型新株予約件付社債」が、金融情報サービス大手のトムソンファイナンシャルが主催する2006年度ディールウォッチ アワードの株絡み債部門で 「Equity-linked Bond of the Year」(イクイティ・リンクト・ボンド・オブ・ザ・イヤー)を受賞した。

今回、スズキが発行した転換社債は、日本国内での転換社債の発行環境が厳しい中、1996年10月の中部電力債以来10年ぶりの大型債として、国内市場での起債復活を印象づける案件となった一方で、スズキの財務戦略が幅広い投資家層から支持、評価された。

スズキは、今後の様々な状況変化の中で投資余力を確保することを目的として同転換社債を発行し、調達した資金は「設備資金」(新機種、エンジン生産能力増強、合理化、実験設備など)および設備資金のための関係会社への投融資に充当する予定。

DealWatch Awardsは、日本関連の資本市場の育成・拡大を目的に1995年に設置されたもので、2006年度のDealWatch Awardsは、「総合部門」、「国内普通社債」、「サムライ債」、「資産担保証券(ABS)」「株絡み債」、「株式」の計6分野で構成されている。

《レスポンス編集部》

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