ヤマハ発動機とヤマハ「ブランド委員会」を設置

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資本関係の見直しを決めたヤマハ発動機の梶川隆社長と、ヤマハの伊藤修二社長は21日、東京で記者会見し、7月をめどに両社のトップなどで構成する「ブランド委員会」を設置する計画を明らかにした。

両社はヤマハ発動機がヤマハの事業部門として発足した経緯から、製品は異なるものの同一のブランドを使用している。

資本関係の見直し後も、「ヤマハ」ブランドの価値を共同で高めるため、従来はなかった両社のトップによる検討の場を設けることにした。

ヤマハの伊藤社長は「ブランドや知的財産のシナジー効果について追求したい。世界でどう評価されているかなど、これまでにない検討も行う」と委員会の狙いを語った。

また、梶川社長は「資本関係は(見直し後に)長期的・安定的なものになる。共通のブランドの価値向上を進めるため、トップ同士で連携を密にしたい」と述べた。

《池原照雄》

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