【スズキ スイフト 改良新型】使い勝手のいいラゲッジ

自動車 ニューモデル 新型車
【スズキ スイフト 改良新型】使い勝手のいいラゲッジ
【スズキ スイフト 改良新型】使い勝手のいいラゲッジ 全 4 枚 拡大写真

マイナーチェンジを行なったスズキ『スイフト』のインテリアは、色・形では従来車に対してシート表皮の変更が行なわれた程度だが、リヤシートの可倒方法が大幅に変更されている。

今まではラゲッジスペースに大きな物を乗せる際は、リヤシートのバックレストを倒した後に座面後方のロックを解除してからタンブル(折りたたみ)させ、さらにフック付のストラップで前席に固定していた。

それを今回からはタンブル機能を廃止して、バックレストが可倒できるだけのタイプに変更している。そして実質的なトランク部分には中折れ式のラゲッジボードを全車に標準装備し、下部をサブトランクとして使えるように改良している。

その結果、床面は多少高くなってしまったが、ワンアクションでフラットなラゲッジを作ることができるようになった。

スイフトのチーフエンジニアを務めた津川和也さんは「従来モデルでのラゲッジアレンジも大きな物を載せることができるという点では有利だったのですが、使い勝手の面ではライバルよりも悪いという声が多く聞かれました。そのため、最大積載モードは多少狭くなっても、使い勝手を優先した現在のラゲッジアレンジを開発しました」

「新しい機構にしたことでリヤシートクッションの固定機能を廃止することができたので、座り心地も向上させることができました」という。

新型スイフトのリヤシートはクッションが厚くなったことで弾力性が高まり、座り心地が大幅によくなっている。荷室は、容量的には大きな物は積めなくなってしまったが、普段の使い勝手や、小さい物の収納力は格段に高まっている。日本国内においては、このアレンジ方法がユーザーニーズにマッチしているに違いない。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. ホンダ『シビックRS』をよりアグレッシブに! ブリッツからオリジナルエアロキット発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る