車いすの102歳、トラックにはねられ死亡

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22日午後、北海道日高町内の道道で、車いすに乗っていた102歳の女性と、これを押していた介護ヘルパーの女性が、後方から進行してきたトラックにはねられた。2人は弾き飛ばされ、車いすの女性は死亡、ヘルパーも重傷を負っている。

北海道警・門別署によると、事故が起きたのは22日の午後1時50分ごろ。日高町美原付近の道道で、道路左側の路肩を車いすに乗って進行していた102歳の女性と、この車いすを押していた52歳の介護ヘルパーの女性が、後方から進行してきた普通トラックにはねられた。

2人は約10m弾き飛ばされ、車いすの女性は外傷性ショックが原因で間もなく死亡。介護ヘルパーの女性も頭などを強打する重傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。警察ではトラックを運転していた44歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡後は容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。普段からトラックの通行量が多い道だった。現場にブレーキ痕は無く、運転していた男も調べに対しては「2人の存在にはまったく気がつかなかった」などと話しているという。

《石田真一》

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