集中工事の名神高速で多重衝突、2人死傷

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23日深夜、京都府京都市山科区内の名神高速道路上り線で、渋滞中の車列に対して後ろから走ってきた大型トラックが追突。車両4台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で1人が死亡、1人が軽傷を負っている。

京都府警・高速隊によると、事故が起きたのは23日の午前11時10分ごろ。京都市山科区大宅石郡町付近の名神高速道路上り線で、工事による1車線規制のために発生していた渋滞の列に、後ろから走ってきた大型トラックが追突。4台が関係する多重衝突事故に発展した。

列の最後部に位置していた軽トラックは、前にいた大型トレーラーとの間に挟まれて大破。運転していた53歳の男性は約2時間後に救出されたが、間もなく死亡。大型トレーラーを運転していた44歳の男性も打撲などの軽傷を負った。警察では追突してきた大型トラックを運転していた39歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。男性の死亡後は同致死傷に切り替えて調べを進めている。

現場は見通しの良い直線区間。事故当時は集中工事の実施によって、2車線のうち1車線が閉鎖されていた。警察の調べに対し、大型トラックを運転していた男は「疲れていた」というようなことを話しており、警察では過労運転の可能性も含めて調べを進めている。

《石田真一》

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