飲酒運転を隠蔽、部下に身代わり要請

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群馬県警は26日、群馬県太田市内で信号無視を起因とする継承ひき逃げ事故を起こし、部下の男に身代わり出頭を依頼したとして、27歳の男を犯人隠避教唆や業務上過失傷害の容疑で逮捕。身代わりに応じて出頭した22歳の男も犯人隠避容疑で逮捕している。

群馬県警・太田署によると、事故が起きたのは26日の午前4時20分ごろ。太田市飯田町付近の国道407号で、青信号を遵守して交差点に進入した20歳男性が運転する乗用車と、左方向から赤信号を無視して進行してきた乗用車と衝突した。男性は手などを打撲する軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場には約5分後に27歳と22歳の男が戻り、居合わせた同署員に対しては22歳の男が「自分が運転していた」と自供した。しかし、供述内容に不可解な点もあり、目撃された運転手の容姿は27歳の男の方が近いことから追及したところ、身代わり出頭を認めた。

このため、警察ではクルマを実際に運転していた27歳の男を業務上過失傷害、犯人隠避教唆、道路交通法違反(ひき逃げ、信号無視、酒気帯び運転)の各容疑で逮捕。22歳の男も犯人隠避容疑で逮捕している。飲酒運転を隠蔽する目的で身代わりを依頼したとみられる。

《石田真一》

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