D1グランプリの2007年第3戦が、5月26・27日に、三重県鈴鹿サーキットにて開催された。『RX-7・FD3S』を駆る2号車の末永正雄が優勝。
審査コーナーは、ダンロップコーナーからS字まで(逆走)。予選は、18号車の『フェアレディZ・Z33』を駆る今村陽一がトップで通過。続く単走の決勝1回戦では、1位を3号車の川畑真人(『シルビアS15』)が獲得した。
そして追走トーナメント。末永は初戦で前戦の覇者・黒井敦史(『シルビアPS13』)と対戦し、それを破る。さらに末永は、ベスト8では7号車の野村兼(『スカイラインER34』)、準決勝では昨年の王者の熊久保信重(『インプレッサGDB』)と、立て続けに強豪を破り、決勝へ進出。
反対のブロックを勝ち上がった6号車の日比野哲也(『トレノAE86』)も勢いに乗って下し、今期初制覇となった。総合ランキングでも熊久保を抜いて1位に躍り出ている。
また、25日、26日にはD1グランプリのひとつ下のカテゴリーのD1ストリートリーガルの第2戦も開催された。こちらは、一般公道でも走れるよう車検の取れる範囲内で改造が可能という、より厳しいルールである。こちらはインプレッサGDBを駆る18号車の駒形行春が制した。
D1グランプリ第4戦は、6月9日、10日に宮城県スポーツランドSUGOで開催。D1ストリートリーガルの第3戦も併催の予定だ。