定員4人に9人乗車、カーブ逸脱

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27日早朝、愛知県美浜町内の県道を走行していたワゴン車が路外に逸脱。道路沿いの雑木林に突っ込み、立ち木に激突する事故が起きた。クルマは定員4人だが、事故当時は9人が乗車。このうち5人が重軽傷を負っている。

愛知県警・半田署によると、事故が起きたのは27日の午前5時25分ごろ。美浜町野間付近の県道を走行していた22歳男性の運転するワゴン車が緩やかな右カーブを曲がりきれず、直進するように道路左側に逸脱。そのまま前方の雑木林に突っ込み、立ち木に激突した。

クルマは大破。助手席に同乗していた17歳の男性が頭部を強打して意識不明の重体。運転していた男性と、同乗していた16-18歳の男性3人が骨折や打撲の重軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

クルマの定員は4人だが、事故当時は前席に3人、後部座席に4人、荷室に2人という状態で、合わせて9人が乗っていた。意識不明になった男性は助手席に座っていた人の膝の上に腰掛けており、シートベルトを着用していなかった。

警察では著しい定員外乗車のため、ハンドル操作が困難になっていたと推測している。当初は運転者と助手席の同乗者の2人がクルマには乗車し、同町内にある美浜サーキットに遊びに行くところだった。途中に立ち寄ったコンビニエンスストアで友人7人と遭遇。この7人も乗り込んできたという。警察では運転者の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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