マツダは5月31日、『デミオ』と『ベリーサ』のクラッチマスターシリンダーとフロントコイルスプリングに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
02年6月から06年3月まで生産された26万4276台が対象。クラッチマスターシリンダー内のピストンカップの材質が不適切で早期摩耗するものがある。
そのまま使用を続けるとクラッチが切れなくなって走行不能になる恐れがある。また、フロントコイルスプリングシートとコイルスプリングの組み合わせが不適切で干渉するものがある。
そのまま使用を続けるとスプリングが折損し、最悪の場合はタイヤと干渉してタイヤが損傷し、走行不能に至る恐れがある。