三菱ふそう キャンター エコハイブリッド、環境性能向上

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三菱ふそうトラック・バスは、昨年7月5日に発表・発売した『キャンター・エコハイブリッド』をクリーンで低燃費なハイブリッド小型トラックに改良し、5日から販売開始した。

今回の改良で、新長期排出ガス規制基準NOxおよびPMの10%低減を達成し、 低排出ガス重量車に認定された。さらに、2015年度重量車燃費基準を達成した。

キャンター エコ ハイブリッドはパラレル式ハイブリッドシステムを採用し、3.0リットルの小排気量ディーゼルエンジンと薄型モーター、機械式自動トランスミッションINOMAT-IIを組み合わせることで、モーターとエンジンの双方で駆動できるため、状況に応じて最適なモードを使い分け、燃費の向上やCO2削減に効果を発揮する。 

クラッチとトランスミッションの間にモーターを配置することで、モーターのみでの発進が可能。また、熱効率の高い定常走行時はエンジンだけで走行し、加速時や登坂路ではモーターとエンジンの両方を使用して走行する。制動時にはモーターを発電機として使用し、制動エネルギーを回生して電気エネルギーとして電池に貯める。

今回さらに、エンジン自体やモーター使用範囲を再チューニングすることにより大幅に燃料消費を削減し、重量車燃費基準を上回る値を達成した。

価格は積載2トンの標準幅・標準尺・全低床が487万5150円。

《レスポンス編集部》

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