トヨタ『プレミオ』と『アリオン』には、今年4月に発表された『G-BOOK mX』サービスに対応するメーカーオプション(MOP)のカーナビが採用された。同サービスに対応したディーラーオプション(DOP)のナビは5月7日から発売されているが、MOPとして装着されるのはプレミオ/アリオンが初となる。
G-BOOK mX対応のMOPナビについては、トヨタが基本仕様を策定し、それに従って供給メーカーが生産するかたちを取る。プレミオ/アリオンに搭載されているのは富士通テン製で、40GB容量のハードディスク搭載モデル。今回からはバックライト光源が白色LEDに変わり、従来モデルよりも視認性は高くなった。
HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)も一新。設定画面などでは、これまでの「階層をたどる」から「タブで切り替える」に変わり、様々な面で操作がしやすくなっているのも特長のひとつ。
アイコンも見やすく、一番使うであろう目的地設定では、項目のひとつひとつが大きくなった。プレミオで主要購買層する団塊の世代でも使いやすい設計といえるだろう。