暴走族と期待族の抑止訓練 兵庫県警

自動車 社会 社会

兵庫県警は12日、兵庫県姫路市内で行われる祭の際に示威行為を行う暴走族や、これを煽り立てる期待族への対策に主眼を置いた警備訓練を神戸市中央区内で実施した。期待族が暴徒化する傾向にあり、それを抑止するプランが繰り返された。

兵庫県警・少年捜査課によると、この訓練は今月22日から姫路市内で開催される「姫路ゆかたまつり」で示威行為を行う暴走族や、それを煽り立てる期待族の抑止・摘発を主眼に置いた訓練で、機動隊などを中心に約600人の警官が参加して行われた。

この祭では例年、県内から多数の暴走族グループが来襲。道路沿いに集まって暴走行為を煽り立てる期待族が暴走族を取り締まろうとする警官に対して投石などを行うという。暴走族は小規模となり、活動自体が減少する傾向にあるが、期待族は逆に多人数で暴徒化する傾向にあり、昨年は公務執行妨害で27人が検挙されている。

今回の訓練は、祭の雑踏警備を行う機動隊員に対して、約30人の暴走族メンバーが暴行を加え、これを煽る期待族が加わって暴徒化したという設定で開始。これを機動隊員によって取り押さえるといったメニューで進んでいった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る