暴走族と期待族の抑止訓練 兵庫県警

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兵庫県警は12日、兵庫県姫路市内で行われる祭の際に示威行為を行う暴走族や、これを煽り立てる期待族への対策に主眼を置いた警備訓練を神戸市中央区内で実施した。期待族が暴徒化する傾向にあり、それを抑止するプランが繰り返された。

兵庫県警・少年捜査課によると、この訓練は今月22日から姫路市内で開催される「姫路ゆかたまつり」で示威行為を行う暴走族や、それを煽り立てる期待族の抑止・摘発を主眼に置いた訓練で、機動隊などを中心に約600人の警官が参加して行われた。

この祭では例年、県内から多数の暴走族グループが来襲。道路沿いに集まって暴走行為を煽り立てる期待族が暴走族を取り締まろうとする警官に対して投石などを行うという。暴走族は小規模となり、活動自体が減少する傾向にあるが、期待族は逆に多人数で暴徒化する傾向にあり、昨年は公務執行妨害で27人が検挙されている。

今回の訓練は、祭の雑踏警備を行う機動隊員に対して、約30人の暴走族メンバーが暴行を加え、これを煽る期待族が加わって暴徒化したという設定で開始。これを機動隊員によって取り押さえるといったメニューで進んでいった。

《石田真一》

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