インディアナポリスでマクラーレンに13秒及ばなかったフェラーリ。「先シーズン限りで引退したミハエル・シューマッハがいればこの差を埋められるのではないか?」と、シューマッハのカムバックを期待する声が日増しに高くなっている。
トリプルワールドチャンピオンにして元フェラーリドライバーのニキ・ラウダはこう指摘する。「チームにはシューマッハの持つ念入りな繊細さが欠けている。それがあったからこそ、チームは成功できたんだ。シーズン開幕時に私が言った通り、その痛手は今後どんどん大きくなるだろう」
イタリアやドイツ国内の報道でも、「チーム内部にはシューマッハ復帰を熱望する声も多い」、「テストドライバーとして復帰する」などシューマッハ待望説が大きく報じられている。
しかし一方のシューマッハはアメリカGP出席よりサッカーの試合に参戦する方を選ぶなど、復帰の意思はあまりない模様。