渋谷で白タク営業を行っていた男を逮捕

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警視庁は16日、無認可で客の送迎を行う、いわゆる「白タク」営業をしたとして、埼玉県春日部市内に在住する39歳の男を道路運送法違反の現行犯で逮捕した。東京都内から埼玉県内へ向かう客を取っていたとみられている。

警視庁・渋谷署によると、逮捕された男は16日の午前1時30分ごろ、東京都渋谷区道玄坂1丁目付近のJR渋谷駅西口ロータリー付近で、さいたま市内の自宅に帰ろうとしていた37歳の男性に声を掛け、1万3000円の運賃で乗せることを約束。この男性を自己所有のクルマに乗せた疑いがもたれている。

男は約4年前から週末を中心に白タク営業を実施。タクシーを待つ客に対して「埼玉方面、安く行くよ」などと声を掛けていた。タクシー会社からの通報を受けた同署が警戒していたところ、男を発見。客を乗せて走り出したことを現認し、待機していた別の署員が抑止。白タク営業の現行犯で逮捕した。

調べに対して男は「生活が苦しかった。会社員としての給与だけではやっていけなかった」などと供述。容疑を大筋で認めているという。男が提示していた金額は正規運賃の半額程度だったとみられており、警察では売上総額などを追及している。

《石田真一》

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