【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】ふたつの顔で幅広くユーザーを獲得

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】ふたつの顔で幅広くユーザーを獲得
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】ふたつの顔で幅広くユーザーを獲得 全 4 枚 拡大写真
メルセデス・ベンツの新型『Cクラス』のエクステリアを見ると、印象の異なる2種類のフロントマスクがあることに気付くはずだ。ひとつは従来のCクラスのイメージを踏襲し、Sクラスのフロントマスクに似た「エレガンス」、そしてもうひとつは大型のエンブレムをグリル中央に配置した「アバンギャルド」だ。

メルセデス・カーグループ商品企画部 鈴木栄作さんは「新型Cクラスは幅広いお客様に魅力を感じていただくために、異なる個性を持った2種類のエクステリアを用意しました。アバンギャルドは、国産プレミアムセダンからの乗換え層や、女性ユーザーをターゲットとし、主に他ブランドからの乗り換えを狙っています」

「そしてエレガンスは、今までメルセデスを所有されている方や、年配の方をターゲットにしています。先代のCクラスも販売的には成功したクルマでしたが、購入者の平均年齢はすでに50歳代を超えており、今後のことも考えると顧客層の若返りを図るためには、アバンギャルドのようなモデルが必要でした」と話す。

確かにアバンギャルドのフロントマスクは、メルセデスのスポーツモデルAMGを思わせるアグレッシブなデザインに仕上げられており、30〜40歳代の比較的若い年代の人なら迷わずアバンギャルドを選ぶだろう。アバンギャルドは内装もスポーティに仕上げられている。

対するエレガンスは落ち着いたデザインに仕上げられており、このフロントマスクなら50歳代から60歳代の人が乗ってもよく似合う。

この2タイプの外観上の違いは、グリルとバンパー、ホイール、ボンネット上のマスコットエンブレムの有無ぐらいなのだが、うまく差別化が図られている点も見事だ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る