『Juiced eliminator』…アメリカン チューンドカーの世界

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
『Juiced eliminator』…アメリカン チューンドカーの世界
『Juiced eliminator』…アメリカン チューンドカーの世界 全 3 枚 拡大写真

THQジャパンから5月24日にリリースされた、ソニーの携帯ゲーム機『PlayStationPortable』用のレースゲーム『Juiced eliminator』。プレーして感じたのが、“日本の走り屋の世界”というよりは、映画『ワイルドスピード』のような、“アメリカのチューンドカーの世界”というイメージ。

もちろん、開発がアメリカだから当然なのだが、それだけが理由ではない。なぜなら、単純に速さを追求するだけの内容ではないからだ。

例えば、レースのひとつに観客の前でドリフトや360度ターンなどの技を披露してライバルと得点を競う「ショーオフ」がある。普通のレースゲームの観客はただ単に背景として描かれているだけだが、本作はプレーヤーの走りを評価するシステムとしても扱われているのだ。エンターテイメントに長けたアメリカらしい部分である。

そのほかにも、ライバルの“リスペクトを得る”ことが目的という「キャリアモード」もあり、同じレースゲームでもほかとはひと味違うのだ。

そしてもうひとつ感じたのが、“洋ゲー”らしい難易度設定。最もレベルの低いレースでもライバルが意外と強く、クルマの性能では勝っているのに、技術の差でなかなか勝てなかったりするのだ。日本のレースゲームの場合、まずそうは作らない。最初は、手を抜いても勝てるぐらいが一般的である。

本作のように、最初から本気にさせられる作品はそうそうないので、シビアなレースゲームを求めている人にはオススメの1本。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る