日野が米ウエストバージニア州に車両組み立て工場建設へ

自動車 ビジネス 企業動向

日野自動車の米の製造子会社、ヒノ・モーターズ・マニュファクチャリングUSA(日野自動車製造USA)が、ウエストバージニアに860万ドルを投資して車両組み立て工場を建設することが明らかになった。同州知事と日野USA社長が25日、会見した。

工場ではミディアム−ヘビーデューティトラックが生産される予定で、今年終わり頃には稼働を開始するという。日野では新規工場のために80人を雇用の予定で、年間2500台のトラックが生産される。

知事は、「ウエストバージニア初の自動車組み立て工場であり、日野モーターズUSAにとっても初の米国内工場となる」と、今回の決定を歓迎している。

また、同州の州議会議員は、今後ウエストバージアが15年以内にシートメタルのプレス、酸素センサー、イグニッションコイル、スパークプラグなどの自動車部品や関連企業の誘致に次々成功し、アメリカの自動車パーツ業界の中心地になる、と予測している。

日野の組み立て工場誘致はこうした州としての戦略からもタイムリーで、ミシガンに変わる自動車工業の中心地としてバージニアがクローズアップされる日が来るかも知れない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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