【トヨタ ヴォクシー/ノア 新型発表】トヨタ博物館に豊田章男副社長が登場

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ヴォクシー/ノア 新型発表】トヨタ博物館に豊田章男副社長が登場
【トヨタ ヴォクシー/ノア 新型発表】トヨタ博物館に豊田章男副社長が登場 全 11 枚 拡大写真

トヨタは、『ヴォクシー』および『ノア』を約5年半ぶりにフルモデルチェンジし、6月27日に発売した。トヨタのお膝元である東海地区の発表会場では、創業家出身の豊田章男副社長が新型車の発表を行なった。

2001年に登場した初代ヴォクシー/ノアは、累計80万台ともなるベストセラーミニバン。よって今回の2代目はそのキープコンセプト型で、乗降性の向上やサードシート格納のワンタッチ化など、主に使い勝手を進化させている。主力モデルのボディサイズは従来と同じ5ナンバー幅だが、上級グレードは3ナンバー幅(1720mm)に。ただしこれも16インチタイヤを履くためフェンダーを少し膨らませているからに過ぎない。

パワートレインは新開発の2リッター直4とCVT(無段変速機)だが、技術面で最大のニュースは上級グレードの「バルブマチック(Valvematic)」だ。バルブのリフト量を連続変化させることで、吸入空気量を制御する点はBMWのバルブトロニックと同じだが、トヨタでは独自のギア機構を用いている。結果としてポンピングロスを低減し、燃費や出力が向上する点はバルブトロニックと同じだ。10・15モード燃費はバルブマチック搭載車で14.2km/リットルとなっている。

なお、愛知県長久手町のトヨタ博物館で行われた名古屋発表会には、国内営業担当となった次期社長候補の豊田章男副社長が初登場。「トヨタにとってコアな車種の発表をさせていただくのは光栄だ。国内市場は成熟マーケットとなっているだけで、厳しいとは思っていない。ノア/ヴォクシーにとってはすべてのクルマがライバルだ」と述べた。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る