【トヨタ ヴォクシー/ノア 新型発表】新開発バルブマチックを初搭載

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ヴォクシー/ノア 新型発表】新開発バルブマチックを初搭載
【トヨタ ヴォクシー/ノア 新型発表】新開発バルブマチックを初搭載 全 7 枚 拡大写真

新型トヨタ『ヴォクシー/ノア』には、今後のトヨタの主力エンジンになっていくと思われるバルブマチック付きの新開発エンジンがいち早く搭載されている。

バルブマチックはBMWのバルブトロニックと同じように、スロットルバルブで吸入空気量をコントロールするのではなく、吸気バルブのリフト量を変化させることで吸入空気量を調整するシステムが組み込まれている。

スロットルバルブは一定の開度なので、アクセルを開けた際のポンピングロスが少なく、燃費を向上することができるというシステムだ。

新型ヴォクシー/ノアのチーフエンジニアを担当した水澗英紀さんは「バルブマチックの採用は、燃費性能を高めることが第一の目的です。10・15モード燃費はバルブマチックの付かないエンジンと1リットルあたり0.8kmの差ですが、実用燃費ではさらに違いが出るはずです」

「また、バルブマチックの付かないエンジンも新開発になっています。このエンジンは最高出力が先代の155psから143psに下がっていますが、実用域のトルクは新開発エンジンのほうが高まっているので、あらゆる状況で先代以上の走りを披露してくれます」

「新型ヴォクシー/ノアはカタログスペックよりも、実際のドライブフィーリングや実用燃費を重視して開発しています」という。

実際にスペックを見た限りでは、バルブマチック付きエンジンの10・15モード燃費は先代と同じ14.2km/リットルで、最高出力も3ps向上しただけの158psとなっているが、最大トルクは最高出力以上に向上しているので、実際のドライバビリティは水澗さんのいうような性能を発揮してくれるに違いない。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  5. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る