三洋電機、12セグ+ワンセグを内蔵したHDDナビ 市販モデルで初

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
三洋電機、12セグ+ワンセグを内蔵したHDDナビ 市販モデルで初
三洋電機、12セグ+ワンセグを内蔵したHDDナビ 市販モデルで初 全 1 枚 拡大写真

三洋電機は、市販市場(アフターマーケット)では初となる12セグ+ワンセグチューナーを本体に内蔵した車載型ナビゲーション『NVA-HD1700DT』を20日から発売すると発表した。

従来、12セグメントの地上デジタル放送を受信するには別売の単体チューナーユニットをナビゲーション本体に外付けする必要があった。今回発売するNVA-HD1700DTは、このチューナー回路部を本体に内蔵することで、外付け接続が不要になるとともに省スペース化も実現した。

電波の弱い地域でも安定受信が得られるワンセグ放送の特徴を生かし、受信電波状態によって 12セグとワンセグを自動的に切換えることができる。通常は12セグでできるだけ高画質で視聴し、12セグの受信が困難な状況ではワンセグ受信へ自動的に切換えることによって地上デジタル放送を広範囲に視聴できるようになった。

BS/地上デジタル放送などのデジタル放送には1回だけ録画可能な制御信号(コピーワンス)が入っているが、これを録画したディスクを再生するためには、プレーヤー側がCPRMに対応する必要がある。新製品ではCPRMに対応することでBS/地上デジタルテレビ放送を録画したDVDも、車内で視聴できる。

このほかの機能として、GPS信号を基に、急加速や急減速、長すぎるアイドリング時間などを検知するとチャイムとポップアップ画面で警告するなど、エコドライブ機能を採用した。運転結果を5段階評価やグラフで表示するため、運転者のエコドライブ度を視覚的に確認することができる。

HDDオーディオを搭載し、CDからHDDへ14倍速の高速リッピングが可能で、約4000曲を保存することが可能。

さらに、統計渋滞情報・渋滞予測機能を搭載した。過去のVICS交通情報データを分析し、時間帯別の渋滞を考慮したルート探索ができる。出発日時を設定すると平日・休日・時間帯など考慮した渋滞を予測するため、事前の確認が可能となる。

価格は28万5600円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る