チャイルドシート使用率、50%割り込む 4年連続

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日本自動車連盟(JAF)と警察庁は、5月26日から6月4日の間、全国各地で自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象にした「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況」などの合同調査を実施し、その結果を公表した。

チャイルドシートの使用状況調査は、全国101カ所で1万3095人の子どもを対象に実施した。

その結果、6歳未満の子どもの使用率は46.9%で、前年調査よりも2.5ポイントダウンした。5割を下回ったのは4年連続。

使用率を年齢層別で見ると、乳児用シートを使用する1歳未満が73.7%だったが、幼児用シートを使用する1-4歳が47.2%と急落、さらに学童用シートを使用する5歳が25.0%にとどまるなど、年齢層が上がるにつれて使用率が低くなる傾向にある。

一方、チャイルドシートの取付け状況は、東京、愛知、大阪の3都市で実施した。この結果、正しく安全に取付けられていたものは、乳児用シートが26.9%、「幼児用シートが23.5%と、取付け状況の不備が目立った。

JAFでは、子どもの安全を守るため、後席シートベルトの着用推進と併せ、チャイルドシートの正しい使用方法に関する啓発活動を積極的に進めていくとしている。

《レスポンス編集部》

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