三菱相川常務、ツインクラッチ「SST」はディーゼルにも

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車の相川哲郎常務は、10日発表した自動変速MT(マニュアルトランスミッション)「Twin Clutch SST(スポーツ・シフト・トランスミッション)」について、将来は開発中のディーゼルエンジンとも組み合わせて車種展開する方針を明らかにした。

「Twin Clutch SST」は、電子制御により2つのクラッチでMTを操作する仕組み。通常のMTより素早くシフトチェンジができ、ATより燃費性能も高いのが特徴だ。世界では独VW(フォルクスワーゲン)も同様のミッションを実用化している。

三菱は今年10月までに発売予定のスポーティセダン『ランサー・エボリューションX』に搭載する計画。相川常務は「SST」は「高トルク型のエンジンに対応したもので、従来はMTにしか対応できなかったハイパフォーマンスエンジンに向いている」と説明した。

そのうえで、現在同社が三菱重工業とともに開発中のディーゼルエンジンと組み合わせ「クリーンテクノロジーのひとつとして展開したい」との計画を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る