【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】C300アバンギャルドSを走らせた

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】C300アバンギャルドSを走らせた
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】C300アバンギャルドSを走らせた 全 6 枚 拡大写真

ツインリンクもてぎのレーシングコースで、メルセデスベンツ『C300アバンギャルドS』を走らせてみたが、その安定感の高さには驚かされた。もてぎのバックストレートでは、最高速度が180km/hを超えるが、そこからフルブレーキングを行なってもクルマはまったくブレることなく速度を強力な減速Gに変換してくれる。

ブレーキング中にパドルシフトを操作してシフトダウンを行なうと、オーバーレブギリギリの回転域でも、巧みにシフトダウンを完了してくれるのだ。

15mmローダウンされたサスペンションの効果によって、コーナリング中の姿勢もうまく抑えられており、プレミアムセダンとは思えぬ秀逸な旋回性能を発揮してくれた。そのぶん乗り心地はハードになっているが、硬いというより引き締まっている感じなので不快な印象はなかった。

3リットルのV6エンジンは静粛性の高さも美点、サーキット走行での高負荷状態においても、室内はあたかも高速道路をクルージングしているかのような印象だ。価格は664万円と、このサイズのセダンとしては高価だが、出費以上の価値をもたらしてくれるクルマだと断言できよう。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る