【ブリヂストン レグノGR-9000発表】 音質をコントロール

自動車 ニューモデル 新型車
【ブリヂストン レグノGR-9000発表】 音質をコントロール
【ブリヂストン レグノGR-9000発表】 音質をコントロール 全 4 枚 拡大写真

ブリヂストンのコンフォートタイヤの代表モデル『レグノ』は、静粛性の高さでは定評のあるモデルだが、新製品のレグノ「GR-9000」ではタイヤから発生するノイズの音質をコントロールして、さらにその静粛性を高めているという。

PSタイヤ開発第1部の牛窪寿夫さんは「レグノGR-9000の最大のアピールポイントとなるのが静粛性の向上です。GR-9000の開発では応用音響工学を専門とする千葉工業大学の橘研究室と共同開発を行ない、人が不快と感じる音域の音を低減することに成功しました」

「具体的にはノイズ抑制グルーブと呼ばれる、閉塞端を持つグルーブデザインを採用することで、高周波音域の共鳴音を抑えています。その結果、レグノ「GR-8000」と比較すると、耳障りなノイズが減り、柔らかく滑らかな音質になっています」という。

実際にレグノGR-9000が装着されたクルマを走らせてみると、牛窪さんの説明を体感することができた。パターンノイズ自体はレグノGR-8000でもじゅうぶんに抑えられており快適な静粛性が確保されていたが、GR-9000ではGR-8000でかすかに聞こえていた「シャー」や「ヒュー」といった、タイヤの溝が風を切るようなパターンノイズが大幅に抑えられている。

どちらかのタイヤを履いたクルマを単体で乗るだけならわからない程度の違いだが、同じクルマで乗り比べてみると確かにパターンノイズが軽減されていることがわかる。GR-8000でもトップレベルの静粛性を持っていたが、GR-9000はさらに耳障りな音質がマイルドになり、より快適性がワンランクアップしている。高速道路を長時間走るようなシーンでは、この進化はありがたく感じられるに違いない。

さらに詳しくはコチラブリヂストン レグノGR-9000特集ページ

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る