事故を起こした高校教諭、飲酒の発覚恐れ逃走

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13日夜、福井県敦賀市内の県道で、対向車線側の施設に右折進入するために停止していた乗用車に対し、後ろから走ってきた別の乗用車が追突する事故が起きた。この事故で2人が軽傷を負ったが、追突車の運転者はクルマを捨て徒歩で逃走。警察は後に36歳の男を逮捕している。

福井県警・敦賀署によると、事故が起きたのは13日の午後9時10分ごろ。敦賀市野神付近の県道で、道路右側の施設駐車場に入ろうと対向車通過待ちのために停車していた85歳男性の運転する乗用車に対し、後ろから走ってきた別の乗用車が追突した。

双方のクルマは中破。被追突側のクルマに乗っていた2人が胸部打撲などの軽傷を負ったが、追突車を運転していた男はその場にクルマを乗り捨てて徒歩で逃走したことから、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。同署員が周辺の捜索を実施していたところ、午後11時ごろに現場から約1km離れたところを歩いていた不審な男を発見。職務質問で容疑を大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕している。

逮捕されたのは同市内に在住する36歳の高校教諭の男。呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、調べに対しては「飲酒運転の発覚を恐れて逃げてしまった。事故前の記憶がほとんどない」などと話しているようだ。

《石田真一》

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