オカモト、米国に新会社設立---車両内装材の生産・販売を開始

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オカモトは、北米事業戦略の一環として米国に新会社を設立し、車両内装材の生産を開始する。新会社の名前はオカモト・サンダスキー・マニュファクチャリングLLCで、資本金は500万ドル。100%子会社のオカモトUSAが全額出資し、オハイオ州に合皮製品の工場を建設する。

オカモトはコンドームのメーカーとして知られているが、プラスチック製品や壁装材、車両内装材などの産業用製品事業も展開している。車両内装材部門では、インストルメントパネル、コンソールカバー、シートの表皮材を静岡工場で生産し、日本国内をはじめ、中国、北米、豪州、東南アジアなどへ販売している。

米国では現地の業者との技術供与契約に基づいて生産を行っていたが、今回、新会社を設立し、直接生産活動を行うことにした。これによって、多様化するカーメーカーの要望に迅速かつ効率的な対応が可能となった。

稼働開始は08年8月の予定で、月産80万メートルの合皮を生産する計画だ。ホンダの新工場に納入するのをはじめ、北米にある販売会社を通じて新たな販売先も開拓し、事業拡大につなげる。

《山田清志》

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