東レ・ダウコーニング、自動車のきしみ音を軽減・防止する潤滑剤を発売

自動車 ニューモデル 新型車
東レ・ダウコーニング、自動車のきしみ音を軽減・防止する潤滑剤を発売
東レ・ダウコーニング、自動車のきしみ音を軽減・防止する潤滑剤を発売 全 1 枚 拡大写真

東レ・ダウコーニングは自動車のドアパネル、アームレスト、ダッシュボードなどのプラスチック部品や皮革用品のきしみ音を軽減・防止する常温硬化タイプの乾燥潤滑剤『モリコートD-96 AFコーティング』を8月上旬から発売する。

近年、自動車には車内の居住性向上が求められており、NVH(騒音:Noise、振動:Vibration、不快な音:Harshness)と呼ばれる項目が設計時に重視されている。このため、走行時の車内のきしみ音を低減させることが大きな課題であった。

従来、こうした音を防止するため、フエルトのテープなどが使われていたが、作業工数が増え、コストアップの要因にもなっていた。これに対し、同製品はスプレーや刷毛で簡単に塗布することができ、乾燥後は透明な皮膜となるため、作業も簡単でコストを抑えることができる。

また、同製品は常温で硬化し、簡易に使用できるため、事務機器や建築の内装パネルのきしみ防止・軽減にも利用ができるという。ちなみに23度の場合、10−15分で乾燥し、120分で硬化する。しかも、溶剤の含有量が少ないため、プラスチックや皮革など塗布対象を選ばず、また水で希釈可能である。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  5. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る