走行中の大型トラックからタイヤ脱落、対向車直撃

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18日正午ごろ、兵庫県加東市内の中国自動車道上り線を走行中の大型トラックからタイヤ2本が脱落し、このうち1本が中央分離帯を越えて対向車線側に飛び込み、トラックと衝突する事故が起きた。ケガ人はなかった。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは18日の午後0時5分ごろ。加東市喜田1丁目付近の中国自動車道上り線を走行していた44歳の男性が運転する大型トラックの左後輪タイヤ2本(ダブルタイヤ構造)が脱落した。

このうち1本は道路左側の路肩に向かったが、もう1本は滑走した弾みで中央分離帯を乗り越えて対向車線側に飛び込み、走行してきた大型トラックに衝突した。このトラックは前部が小破したものの、運転手にケガはなく、後続車への二次被害もなかった。

事故を起こしたトラックは三菱ふそうトラック・バスが1993年に製造したもの。タイヤを固定するボルトが破断していたが、事故当時は若干の過積載状態だった。警察では日常的な過積載の繰り返しがボルト破断の原因になった可能性が高いとして、運転していた男性から道路交通法違反(過積載、整備不良)の容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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