デンソーとボッシュ、DPFを開発・生産する合弁会社を設立

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デンソーは、ドイツのロバート・ボッシュ社と2006年10月の合意に基づいて6月にポーランド共和国のヴロツワフ市にディーゼル排出ガス浄化フィルタ(DPF)を開発、生産する合弁会社を設立したと発表した。

新会社の社名は、アドバンスド・ディーゼル・パティキュレート・フィルターズで、資本金が3100万ポーランドズロチ(約13億円)。両社がそれぞれ50%づつ折半出資する。

新会社は、デンソー本社内に支店を設置し、日本で開発、生産準備を進め、2009年に高効率でコストパフォーマンスの高いコージェライト製DPFをポーランドで生産する予定。新会社で生産されたDPFは、デンソーとボッシュ社それぞれが、各自動車メーカーに供給する。

デンソーとボッシュ社は、欧州の次期排出ガス規制「ユーロ5」の施行により、新たに販売されるディーゼル車にDPFが標準装備され、市場が拡大すると予測、合弁会社を設立して、供給体制を強化することで合意した。

《レスポンス編集部》

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