スズキが発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比17.1%増の8945億円、営業利益が同19.2%増の405億円で増収増益となった。
期中の四輪車の販売台数は、国内が軽自動車のマイナスで同4.2%減の15万9000台となったものの、海外販売がインドや欧州が好調で同11.4%増の41万2000台だった。二輪車・ATVも同15.1%増の82万6000台と高い伸び率となり、全体でも売上げが2ケタの増収だった。
収益では、諸経費の増加や減価償却費の増加などはあったものの、売上げ増やモデルミックスの改善、為替差益、原価低減で大幅増益となった。
経常利益は同20.1%増の443億円、当期純利益が同20.2%増の244億円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。