交通事故による経済的損失額は3兆3818億円…日本損保協会

自動車 ビジネス 企業動向

日本損害保険協会はこのほど、交通事故を経済的損失の観点から捉えた統計集「自動車保険データにみる交通事故の実態」の最新版(2005年4月−06年3月)を作成した。

同統計集は過去5年分のデータをCD-ROMに収録してあり、各種事故データの推移を追うことも可能で、交通事故防止・被害軽減のための研究や交通安全対策など、さまざまな分野で活用されている。

それによると、2005年度の交通事故による経済的損失額は3兆3818億円で、人身損失額が1兆5642億円、物的損失額が1兆8176億円となっている。この額は、大阪府の予算額(3兆2555億円)を上回るほどの巨額な数字だ。また、加害者の年齢別にみた加害者数・経済的損失額は20歳−30歳代が多い。

これから夏休みを迎え、クルマで旅行をする人も多いだろう。交通事故にはくれぐれも気をつけ、安全運転を願いたい。交通事故を起こすと、経済的損失も大きいことをお忘れなく。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 12分の1『ガンダム』が山陽道・福山SA上り線に登場、公式アパレル自販機も設置
  2. 次期トヨタ『ハリアー』は2026年に発表? 詳細予想…2025年ニュース・ベスト5
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 「無限らしくて最高」「オーラすごそう」MUGEN PRELUDE にSNS注目! 東京オートサロン2026に期待の声
  5. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る