【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】ガーミン nuvi360「ナビ性能とコストパフォーマンスに舌を巻く」…評論家

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】ガーミン nuvi360「ナビ性能とコストパフォーマンスに舌を巻く」…評論家
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】ガーミン nuvi360「ナビ性能とコストパフォーマンスに舌を巻く」…評論家 全 9 枚 拡大写真

携帯電話用のGPSナビゲーション用ソフトを思わせるUI

ガーミンの個性を感じさせるのはUI(ユーザーインターフェイス)の部分だ。目的地検索やルート設定のメニュー操作はシンプルだが、操作感覚は一般的なカーナビというより、携帯電話用のGPSナビゲーション用ソフトのような使い勝手である。

【画像全9枚】

その一方で、唯一不便を感じたのが、施設名や住所などを「日本語」で入力する場合だ。3.5インチの液晶に50音のひらがなが並ぶため、タッチするボタン部分が小さくて押し間違えが発生しやすい。文字数が少ないアルファベットでの入力は使いにくさを感じないだけに、日本語の施設名入力もローマ字入力を使えればいいのに、と強く感じた。今後の改善に期待したい部分だ。

◆合理的に絞り込まれた各機能の性能や使い勝手

nuvi360は付加価値機能も充実している。

まず、標準でBluetoothを搭載しており、日本のBluetooth携帯電話とペアリングして、ハンズフリー機能を利用できる。日本の市販カーナビでは、据え付け型モデルでもBluetooth標準搭載は少ないだけに、nuvi360の“Bluetooth標準搭載”はお得感が高い。

PNDとして誕生したnuvi360は、「据え付け型カーナビのミニマム版」ではない。合理的に絞り込まれた各機能の性能や使い勝手は、市販の据え付け型カーナビと比べても勝るとも劣らないものだ。見た目や機能の派手さではなく、機能・性能の充実と、妥当な価格設定を重視する。“賢い買い物”がしたい人に、お勧めの一台である。

BACK機能紹介カーナビゲーションの証言TOPへ
  1. «
  2. 1
  3. 2

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る