【トヨタ イスト 新型発表】低燃費とひとクラス上の走りを両立

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ イスト 新型発表】低燃費とひとクラス上の走りを両立
【トヨタ イスト 新型発表】低燃費とひとクラス上の走りを両立 全 6 枚 拡大写真

7月30日にトヨタから発売された新型で2代目の『イスト』。前評判は高かったが、実車はそれを裏切ることのない完成度の高さを披露してくれた。スタイルやデザインだけでなく、走りにも力が入っているのが新型の特徴。

エンジンは1.5リットルと1.8リットルの2本立て。すでに他のコンパクトモデルにも搭載され、定評を得ているユニットで、それぞれVVT-i/デュアルVVT-iの採用などにより、パワーと経済性を高いレベルで確保している。

組み合わされるのは1.5リットル車がCVT。1.8リットル車が4速ATとなっている。最近では全グレードCVTというのが、トヨタでも珍しくないのだが、チーフエンジニアの三浦清克氏によれば「CVTはエンジン性能を最大限に引き出し、省燃費のための変速コントロールという点も重視。いっぽうのATはジェントルな走りを実現させるという点にポイントを置いて組み合わせています」。

やはり、この点からも車格に対してオーバーパワーの感すらある1.8リットル車というのは、余裕たっぷりの大人な走りを重視したグレードであることがわかる。そう考えると、逆に日常的に使うなら1.5リットル車でも不満はないといえるだろう。

そして「上級モデルの『RAV4』と同じシステムを贅沢に採用しました」と、三浦清克チーフエンジニアが自慢げに語るのが、4WDに設定されるアクティブトルクコントロール4WD。イストのクラスだと雪国向けの生活4WDというのがメインだけに、日常的な安全性の向上という点ではじつに頼もしい採用といっていいだろう。

《近藤暁史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る